年末の忘年会シーズン。友達や会社の仲間などでカラオケに行く機会も多いと思います。
カラオケで歌が上手い人を見ていると自分も「あんな風に歌えたら…」「もっと歌が上手くなりたい」そんな気持ちになりますよね?
また普段から練習していても上手くならない…そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
原曲を聴きながら歌い方のコツなどを練習すればある程度、上達は見込めますが、もっと上手くなりたいと思う方におすすめなのがボイストレーニングです。
そこで今回はボイトレスクールなどに通わずに、近所迷惑の心配もない自宅で出来るボイストレーニング方法をご紹介したいと思います。
ボイストレーニングの効果やメリット
では実際にボイストレーニングをするとことで、どんな効果やメリットがあるのでしょうか?
声量が上がる
声量というと声の大きさはもちろんですが、それに併せて「声の響きの強さ」も重要です。
例えば歌手のAIさんのように、声の音量も大きく響きの強さがある方の歌は、抑揚があり聞いていて、とても心地が良いですよね。
このように声量が上がると、喉に負担をかけ無理をして声を出そうとしなくても声がでるようになります。
高音や低音の音域が広がる
カラオケで原曲キーで歌いたくても、高音や低音の部分が歌えない…多くのみなさんの悩みの一つだと思います。
ですが、いくら好きな歌を歌い込んでも、音域を広げるには限界があります。
音域を広げる為に適切なボイストレーニングをすることで、高音や低音を気持ちよく歌えるようになります。
音感が身につく
「絶対音感」という言葉はみなさん聞いたことがありますよね?ですが、生まれながらに絶対音感を持っている人はそこまで多くありません。
例えばカラオケなどでキーを上げたり下げたりした時に、上手く歌えない時がありませんか?
絶対音感と違った相対音感というものを鍛えることで、歌だけでなく楽器の演奏などにも役立ちます。
自宅で出来るボイストレーニング方法3選
ボイストレーニングの効果やメリットをご説明した所で、それでは早速、自宅で出来るボイストレーニング方法をご紹介していきたいと思います。
1.ロングブレス
ロングブレストレーニングでは腹式呼吸を身につけることで、お腹から声を出す練習方法です。
- 大きく息を吸い、歯を軽く噛み合せます。
- その状態で歯の隙間から「スー」っと息を吐き出します。
- すべて息を吐き出したら、腹式呼吸で息を大きく吸い込みます。
- 同じように、歯の隙間から息を吐き出しましょう。
これを数回繰り返します。また、息を吐き出す際には、なるべくゆっくりと息を吐き出すようにしましょう。
2.リップロール
リップロールトレーニングは唇を閉じた状態で息を吐き出し、唇を震わせながら行う練習方法です。
- 唇を軽く閉じる
- その状態で息を吐き出す
- 息を吐き出しながら唇をブルブルと震わせる
最初は10秒程度を目安に練習をしましょう。上手くできない方は、軽く唇を突き出し、強く息を吹き出すことを意識してみてください。
3.表情筋トレーニング
表情筋トレーニングは歌唱力アップだけでなく、見た目の印象アップや小顔効果もあるトレーニングです。表情筋を鍛える練習方法はたくさんあるので一例をご紹介します。
- 軽く口を開きます
- 笑顔を意識しながら口角を上げます
- その状態で「いー」と声を出しながら息を吹き出します
- 今度は同じ状態で「あー」と発声してみましょう
これを交互に繰り返します。頬の筋肉が疲れてきたら効果が出てきている証拠かもしれません。最初は交互に10秒でも構わないので無理ない範囲で練習をしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
今回は大きな声を出さなくても出来るボイストレーニング方法をご紹介いたしました。
発声練習など大きな声を出す練習方法だと、近所迷惑の心配やカラオケボックスで練習したりと場所選びやお金も掛かってしまいますよね。
自宅で出来るトレーニングでも歌唱力をアップすることはできます。毎日少しずつ練習をすれば、カラオケの主役はあなたに間違いなしですね!