声優を目指すなら!今からやって周りと差をつける練習方法!

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声優を目指す中学生や高校生のみなさんは「どの専門学校がいいかな?」「養成所に入った方がいいかも…」色々考えていますよね。

 

実際に専門学校や養成所に入るとあなたと同じように周りのみんなも声優を目指して努力しているライバルになります。

 

入学前からアニメや舞台を観て研究をしたり発声練習などをしている方も多いと思いますが、今回は今からやって入学した時から周りに差をつける練習方法をご紹介したいと思います。

 

今からやって周りと差をつける練習方法!

声優になる為には発声や台本を上手く読むだけでなく、様々なスキルが求められます。意外とみんながやっていない練習を今からやって周りに差をつけちゃいましょう!

 

想像力を養う練習!

与えられたキャラクターを演じる際、台本を読み込めば設定や世界観は分かりますが、場面ごとに移り変わるキャラの心情やセリフの意味なども理解しなくては良い演技はできません。

 

そこで想像力を養う為に人間観察をしてみましょう。人間観察と言ってもただ人を観ているだけではあまり意味はありません。

 

例えば通学中の電車の中で眠っているスーツ姿の女性がいたとします。この女性はどんな会社で働いているのか?どんな仕事をしているのか?彼氏はいるのか?何で寝ているのか?など色々想像してみてください。

 

演技力を上げる為には役になりきるのが大切です。想像を張り巡らせていくうちに、この女性はどんな会話をするのか?どんな口調なのか?その女性の心情や背景などが頭の中に浮かんでくるはずです。

 

これはプロの声優や俳優だけでなく演出家や脚本家などもやっている練習方法なのでぜひ試してみてください。

 

肺活量を増やす練習!

運動が苦手な方は特に肺活量を増やす練習をした方が良いでしょう。肺活量を増やす事で、力強い発声や長いセリフでも安定して読み上げる事ができるようになります。

 

一般的に肺活量は成人女性で2500~3500ml、男性で4000~4500mlと言われています。日常的に運動をしている人であれば5000ml〜6000ml、スポーツ選手や水泳の選手などは10000mlを超える人もいるようです。

 

自宅で気軽にできる肺活量を増やす練習方法でおすすめなのが、ペットボトルや風船を使った練習方法です。

 

柔らかい大きめのペットボトルを使って、息を吐き出した後にペットボトルを潰すイメージでペットボトル内の空気を吸い込みます。

 

風船は反対に息を大きく吸い込み、風船を膨らませる練習方法です。腹式呼吸を意識することで腹筋なども鍛えられ、腹式呼吸で発声する練習にもつながるのでおすすめです。

 

表情筋を鍛える練習!

意外とみんな意識していない練習のひとつで表情筋鍛える方法があります。ボイストレーニングなどでも行われていますが、表情筋を鍛える事で発声が安定したり滑舌がよくなったり様々なメリットがあります。

 

また表情筋を鍛えると口角が上がる事で表情も豊かになり、第一印象などの見た目が良くなるとともに、小顔効果も期待できる為やっておいて損はないと思います。

 

表情筋を鍛えるトレーニングの一例として、口を英語の「O」の形にした状態から「イー」と発声しながら口角を持ち上げるのを繰り返します。顔の筋肉が使われている事を意識しましょう。

 

また普段から鏡を観ながら笑顔を作るだけでも効果的です。朝起きた時に歯を磨きながらでも出来るので意識しながら積極的に練習してみましょう。

 

イントネーションを直す

自分では気付かなくても住んでいる地域だったり友達との会話の中で、標準語とは違うイントネーションで喋っている場合があります。

 

例えばアニメを観ていて東京生まれ東京育ちのキャラクターが、関西のイントネーションで話していたら視聴者は違和感を感じますよね?もしかしたら両親が関西生まれという設定があるかもしれませんが…

 

アニメだけでなくナレーションや海外ドラマの吹き替えでは、標準語で話せる事が必須条件です。というのも標準語であれば誰が聞いても内容を理解できるからです。

 

イントネーションを直す為に多くの人が活用ている「アクセント辞典」というものがあります。アクセント辞典では記号で標準語のアクセントを説明しているので、気になった単語やアクセントがあれば辞典を引いて調べてみるのが良いでしょう。

 

まとめ

 

上記でご紹介した練習方法の他にも、滑舌トレーニングや早口・あがり症を克服したり、喉のケアや体調管理など、やっておいて損はない練習はたくさんあります。

 

どんな職業でも言えることですが、声優を目指して専門学校や養成所に通っただけで声優になれるほど甘くはありません。得意に人気職業のひとつである声優ならなおさらです。

 

日常的に努力を積み重ねて、入学した時から周りに差をつけちゃいましょう!